酸性ストレートってなに?髪質改善とは?
最近、髪質改善と言う言葉を耳にする事が増えてきましたね。
髪質改善、酸熱トリートメント、酸性ストレートetc….
physio hair designでは酸性ストレートという技術を約2年ほど前に取り入れて徐々にその良さをお客様に実感していただいてます。
ブログでは説明しきれない部分もありますが少しでも多くの方に認知していただければと思います。
まず、酸性ストレートとアルカリ性ストレートの違いを簡単に説明します。
アルカリ性ストレート→薬剤の力で髪の癖を伸ばす。膨潤(膨らむ)軟化(柔らかく)
酸性ストレート→熱処理、アイロンの熱で髪の癖を伸ばす。
特に酸性ストレートは『髪が傷まない!』と思われてる方が多いですが、薬剤を使ってる以上少なからず髪の毛に負担はあります。
アルカリ性に比べてダメージは少ないですが全く無いと言うのは嘘になります。
では髪の毛にとっていい状態とは弱酸性です。
髪の毛を弱酸性からアルカリ性に傾けることで、髪の毛が膨らみ薬剤の浸透が良くなります。
そもそも浸透させなければ髪の毛の中で薬剤が作用しません。
その為アルカリ性の薬剤が美容室の大半を占めています。
アルカリ性は酸性より薬剤のパワーが強いです。
アルカリ性の薬剤を塗布して浸透させるだけで癖が緩みます。
薬剤の剪定がお客様にぴったり合っていればその後のアイロンワーク等はシンプルで簡単になります。
但し、薬剤剪定ミスや知識がない場合は髪の毛に過度なダメージを与えてしまう為気をつけなければなりません。
アルカリ性ストレートに向いている髪の毛は、
髪の癖が強い方
太くしっかりした強い髪
ピーン!としっかり伸ばしたい方(これは髪の毛の状態にもよります。)
なので、アルカリ性ストレートをこれから先される方は担当の美容師としっかり話し合い自分にあった薬剤を見極めてもらいましょう!
そして酸性の1番の強みは、膨潤と軟化を抑えることができることです。
必要以上に髪の毛にダメージしないことですね。
先程記載した通り全くダメージしない!という訳ではないのでそこは気をつけて欲しいです。
酸性ストレートの薬剤にも『還元剤』というものをいれます。
それが【GMTとスピエラ】です。
それを酸性ストレートの薬剤に一緒にいれなければ癖は伸びません。
要は髪の毛の結合を切ると言うことです。
還元剤は髪のpH値を下げたり還元力をアップさせる働きがあります。
これだけでもとても良さそうですね♪
薬剤をアルカリ性同様しっかり剪定し、アイロンワークを美容師がしていくのですが、酸性ストレートの時はこのアイロンワークがとても重要になってきます。
このアイロンスキルで仕上がりが左右されると言ってもいいと思います。
酸性ストレートのメリットとしては
髪の艶が出る、ダメージが少ない、ナチュラルな仕上がりになる。等あります◎
デメリットは施術時間が長いのと、料金が高い事ぐらいかなー?と私は思います。
ですがお客様のお声を聞いている限り一度酸性ストレートをしたらもうアルカリ性のストレートには戻れない!と良く聞きます◎
因みに私は酸性ストレートのアイロンワークが大好きです!!
いつもはアルカリ性ストレートの方や今までストレートをされた事がない方にも酸性ストレートを是非一度体験してもらいたいです♪